脳は3歳までに完成する!?
【幼児期の育脳ポイント】
こんにちは!
子どもがよくしゃべるようになり、
成長がうれしい円光です。
「人間の脳は3歳までに80%程度完成する」
と耳にしたことがある人も多いのでは
ないでしょうか?
そこで今回は、
「育脳したいけど何をしたらいいのか分からない」
と悩んでいる方のために、
①子どもの脳の発達段階
②幼児期の育脳ポイント
について紹介します。
この記事を読んで、子供の成長に合った教育で、
子どもの能力を伸ばしましょう!
【子どもの脳の発達段階】
子どもの脳の発達は、大きく分けて3段階あると
言われています。
・0~3歳:脳神経細胞が増え続ける。
(私の子どもはこの段階)
・3~7歳:脳神経細胞の間引きが行われ、
情報伝達回路が作られる。
・7~10歳:情報伝達回路の機能が発達する。
それぞれの発達段階について、詳しく
見ていきましょう。
【0~3歳期】
・脳神経細胞が増え、脳がどんどん大きくなる時期
・読み聞かせや楽器に触れるなど効果的
➡「五感が発達する時期」
・様々な分野に触れることが大切な時期
➡親の好みや価値観を押し付けるのはNG✖
【3~7歳期】
・脳の基礎が培われていく時期
・思考や運動機能を調節する部分が発達する時期
「知能全般」「言語能力」「空間認知能力」
などを伸ばすことが期待できる。
➡楽器や運動をスタートさせるのに
オススメの時期!
・子どもにとって失敗も大切な経験!
*親が手助けして、成功を目指して
試行錯誤する経験
を奪わないことが大切!
【7~10歳期】
・大人の脳に近づいていく時期で、
「言語発達のピーク時期」
とも言われる。
・精神的に不安定になりやすい時期
➡子どものことは子ども自身に考えさせ、
どうしたいのか自分で決めさせることが大切!
*親はサポートに徹し、親の価値観で子どもに
指示や命令をしないこと!
【年齢別幼児期の育脳ポイント】
(0歳児)
・脳には、「イメージ脳」と言われる右脳と
「論理脳」と言われる左脳があります。
・生まれたばかりの赤ちゃんは、
右脳で行動していると言われています。
➡五感を刺激する遊びがおすすめ!
例)・音の出るおもちゃ ・親子のスキンシップ
・認識しやすい赤や緑のはっきりした絵本など...
(1歳児)
・徐々に「自我」が芽生える時期
・言葉数も増えてくるので、積極的な
コミュニケーションを取る。
・歩くようになると脳の発達も活発になるため、
散歩や公園、家でも歩き回れるような環境を
整えてあげるとベスト!
(2歳児)
・考える力が発達してくる時期
➡「想像力」を使う遊びを取り入れるのが
おすすめ!
例)見立て遊び
・積み木などを車など別の物に見立てる
遊びで、ごっこ遊びへと発展する。
・歌や絵本も積極的に取り入れ、感受性を
伸ばしてあげることも大切!
(3歳児~)
・語彙もだいぶ増え、大人やお友達との会話が
刺激となるため、積極的に人とかかわりを持つ
機会を設ける。
・運動機能も発達する時期なので、公園などで、
体全体を使って遊ぶ時間も大切!
【さいごに】
あくまでこれまで書いてきたことは参考です。
子どもの脳は、段階を追って成長していくもの。
子どもの能力を伸ばすため、早くから
育脳トレーニングを始めればいいというわけでは
ありません。
子どもの発達に合っていないトレーニングは、
子どもに負担をかけてしまうこともあるので
注意しましょう。
子どもとの会話・コミュニケーションを意識し、
子どものペースに合わせて親も子も楽しむことが
大切です!