知って安心!新生児の沐浴マニュアル
新生児の沐浴8つのポイント
こんいちは!
一日の終わりの入浴がリラックスタイムに
なっている円光です。
生まれたばかりの新生児を初めてベビーバスに
入れる瞬間、ママもパパもドキドキしてしまう
のではないでしょうか?
「ちゃんと入れられるかな?」
「気持ちよく入ってくれるかな?」
など不安もあると思います。
今回は、赤ちゃんの沐浴について、正しい方法や
上手な入れ方のコツについて紹介します。
この記事を読んで、沐浴の悩みを解消し、
赤ちゃんにもお風呂を好きになって
もらいましょう!
【赤ちゃんの沐浴の
8つのポイント】
①「沐浴」と「入浴」の違いを知る
・入浴:一般的に私たちがお風呂に入ること。
・沐浴:細菌などへの抵抗力が弱い新生児が、
感染などを防ぐために専用のベビーバスを
使って体を洗うこと。
②毎日の沐浴で赤ちゃんの肌を清潔に保つ
生まれたばかりの赤ちゃんは、新陳代謝が活発で
よく汗をかき、皮脂分泌も盛んです。
ママが産院から帰った時から、基本的に毎日
体を洗って清潔にしてあげましょう。
③お湯の温度は「少しぬるめ」が適温
沐浴の温度は、大人が少しぬるいと
感じる38℃くらいが適温です。
熱いお湯は、乾燥などの肌トラブルを招く
恐れがあるので注意します。
・沐浴の目安は15分
➡長すぎると体力消耗やのぼせの原因にもなる
ので、注意が必要!
④沐浴で赤ちゃんの生活リズムを整える
時間帯は特に決まりはありませんが、
毎日ある程度同じ時間に入れることが大切です。
➡赤ちゃんの機嫌が良い時に入れるようにする。
⑤沐浴にかける時間は15分
お湯に触れる時間が10分、体を拭いて着替える
時間が5分、合計で15分程度に収まるように
しましょう。
生まれて間もない赤ちゃんは、
体温調節機能が未熟です。
のぼせたり湯冷めしたりすると、体調を崩す
きっかけになることもあるので注意が必要です。
⑥沐浴の場所選び
ママやパパが動きやすく、赤ちゃんが寒くならない場所を選ぶ。
➡浴室以外では、冬場、防水シートを用いて、
エアコンのきいたリビングなどで入れるなど
⑦沐浴をしてはいけないタイミング
・赤ちゃんの体調がすぐれないとき
・肌荒れや湿疹が酷いとき
➡こまめな着替え・汚れやすい顔や首、
おしりなどをぬるま湯で濡らしたタオルまたは
ガーゼなどで優しく拭き取る。
・授乳直後
➡赤ちゃんの胃に負担をかけやすいので、
消化が落ち着くまで約30分ほどは時間を
空けるのが好ましいです。
⑧生後一か月が過ぎたら沐浴卒業
沐浴期間は、新生児期(生後28日目まで)が過ぎ、
1カ月検診が終わるまでが目安と言われています。
【沐浴の手順とコツ】
①沐浴布に包んでお湯につける
足先からゆっくり入れ、おなかに沐浴布か
ガーゼをかけてあげる。
➡保湿効果と赤ちゃんに安心感を与える。
②顔を洗う
ガーゼで優しく拭く。
目の周り→おでこ→頬→鼻→あご
の順に上から行う。
・目の周りにせっけんをつけないように注意する。
③頭を洗う
利き手で赤ちゃんの首を支え、逆の手でせっけんを
つけて大きな円を描くように頭を洗い、お湯でよくすすぐ。
④体を洗う
上から下の順に洗っていく。
首や脇は、汚れが溜まりやすいので丁寧にしわを
のばしながら洗っていく。
⑤背中を洗う
赤ちゃんの胸を支えて、体制を安定させてから
洗う。
⑥おしりを洗う
ウンチやおしっこで汚れやすいので、丁寧に洗う。
⑦湯上り後のボディーケア
保湿クリームなどを用いて肌の乾燥を防ぐ。
爪も柔らかくなり、切りやすいため、定期的に
手入れする。
沐浴後は、脱水にならないよう水分補給を必ず
行う。
【事前準備はぬかりなく!】
沐浴のポイントは、
・洗う順序は上から下にが基本!
・沐浴時間は15分
(お湯につかる10分・着替え5分)
・入浴後に必要な衣類は事前に準備!
です。
沐浴の時間や湯温、正しい洗い方などを知ることで、安心して入れることができますね。
ちょっとしたコツを掴めば誰でもすぐに
沐浴の達人!
赤ちゃんとの沐浴タイムを楽しみましょう!