プロが教える!スーパーに並べられてるおいしい野菜の見分け方!
おいしい野菜を見分けるポイントとは?
こんにちは!
青果物を取り扱う食の台所「中央卸売市場」で
青果物の販売を担当している円光です。
スーパー等で野菜を選ぶとき、とりあえず見た目で選んで
食べてみたら失敗だった。
中々、子どもが野菜を食べてくれない。
こんな経験したことありませんか?
今回は、
そんな野菜選びでの失敗をもうしない!
ことで、おいしい野菜で子どもも含めた家族全員が
食卓で笑顔になるためのお手伝いをさせていただきます。
数ある野菜の中で、今回は、誰もが知ってて家庭で
よく食べられている3つの野菜に絞って紹介します。
【トマト】
1.色から判断
・全体が均一の濃い赤色の物が食べごろです。
→ピンクがかった色の場合は、水分が少なく
ジューシーとは言い方ので気を付けましょう。
2.ヘタを確認
・ヘタが緑色で、固くしっかりしたものが新鮮な証
→枯れかけていたり、黄色が買っているものは
鮮度が落ちてきている証拠!
3.おしり部分の白い筋に注目
・おしり部分から白い筋が放射状に伸びている
ものが甘くてジューシーなトマトの証
→筋が乱れていたり、薄いものは避けてください
4.形が丸いもの
・角ばっているものは中が空洞になっている
可能性があるので注意
上記の手順で細かく判断するのは無理...
って思いましたよね(笑)
そんな時は、
「存在感のあるトマト」
を選んでみてください!
トマトの場合、赤くツヤのあるのあるもので、
ヘタがきれいな緑であれば映えて見えます。
映えて見えるものは、存在感があります。
そこから手にしたトマトのお尻の部分を
確認すれば簡単においしいトマトを
見分けることができますよ!
【なすび】
1.色艶から判断
・濃い紺がかった紫色で、ツヤがある物を選ぶ。
→茶色がかったものや色の薄いものは、
採れてから時間がたっていたり、
傷んでいる可能性があるので避けましょう。
2.ヘタを確認
・黒く色づいていて固く、棘があるものを選ぶ。
→なすびは、時間がたつと棘が柔らかくなり、
最終的にはなくなります。
3.重さを確認
・なすびは、水分の多い野菜です。
→持って重いものが鮮度が良くいいものである
と言っても過言ではありません。
=持って軽いなと思ったら、別のものと持ち比べ
してみてください。
4.ハリと弾力がある物
・押したときに押し返してくるくらいの弾力があるものにする。
→古くなると水分が抜け、シワが寄ってくるので
避ける。
なすびを選ぶ優先順位は
「張りのある濃い紫色のなすび」
です。
最後の確認として、重さもしっかりと重みのある物を選べば間違いなし!
【玉ねぎ】
1.皮の状態を確認
・茶色の光沢感があり、乾燥しているものを選ぶ。
→皮が締まっていないものは、中に黒い斑点が
あったり、古くなってきた証
2.お尻の部分を確認
・おしりの部分がきれいに切りそろえられている
ものを選ぶ。
→根が伸びているものはうまみ成分がそこから
逃げているので注意
3.頭を軽く押して確認
・硬いものが新鮮でおいしい玉ねぎ
→玉ねぎは、頭の部分から傷み柔らかく
なっていく。
4.形を確認
・球体に近いものが望ましい。
→平らなものは、収穫の時期が悪く傷みやすい
ので注意
玉ねぎは、皮が締まっていて光沢のある物を選んでください。
不安であれば、おしりや頭の部分で最終確認すれば
おいしいこと間違いなし!
【おいしい野菜の選び方は意外と簡単】
野菜ごとにおいしい物の選び方のポイントを紹介してきました。
皆さんが目から鱗だった選び方は正直少なかったと思います。
これは、学ばなくても人間が本能的においしいものを察知できる能力があること、野菜が種を残すためにおいしいと思わせる魅せ方なんです。
結果的に、
「おいしそうと思ったもの」
を手に取るようにしてください。
きっとそれが、この記事内で説明してきたものと
同じような特徴があると思います。
「人間の本能に従い、おいしそうな野菜を選ぶ」
「迷ったら記事で確認する」
これが失敗しない、おいしい野菜を選ぶ方法ではないでしょうか。